四畳半神話大系は傑作。異論は認めない 他
昨日で最終回を迎えた「四畳半神話大系」。春期アニメの中でも一番好きな作品だったんですが、本当に素晴らしい作品でした。ここまで綺麗に構成を行い、全話を使ってひとつの話をまとめきったアニメは久々だと思う。それだけでもう手放しで絶賛出来る。
1話から散りばめられていた伏線が、全てしっかりと帰結していく最終話の流れにはもう脱帽だった。特に四畳半から出た「私」が見渡す景色が、今までの私が見てきた違う世界の同じ場所の光景とオーバーラップする演出とか、本当の小津を見つけた「私」が裸でひたすら走っていくシーンなんかはもう最高ですよ。10話分のループ(厳密にはループじゃないんだろうけど)でしっかりと「私」の内面と視聴者を共感させてきたからこそ、ここでのカタルシスは極上のモノになっていたと思う。
そして極めつけは最後の「私なりの愛だ」のシーン。「私」が小津顔になった瞬間は、あまりの気持よさに本当にゾクリと鳥肌が立ちました。
これだよこれこれ!!こんな「鳥肌を立つ」感じをくれる作品が見たかったんだ!
久々にこの感覚を味わわせてくれた四畳半神話大系は、もう文句なしに俺の中ではベストアニメになりました。これはもう絶対にBD買うぞおらあああああ!
こういう作品との出会があるからこそ、映像作品を見るってのはやめられないんですよねぇ。
あ、最後に。明石さんかわいい!
予想外のキャスト陣に吹いたwwww 能登さんプーギー気になるからちょっと見たいかも。
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- 作者: 森見登美彦と四畳半神話研究会
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