残ってた作品の感想
先日の新作アニメ紹介をした時に、まだ見てなかった２作品を見たので感想をば。
東京に大地震が起き、それに巻き込まれてしまった姉弟と、それを助ける女性が、家族に会うために頑張る話。ざっと説明するとこんな感じ？
ノイタミナ枠のアニメは質が高いですが、今回も実に良い出来だと思います。さすがボンズ（第1話ってのもあるんだろうけど）
1話では主人公となる中学一年生の未来と、その家庭環境の紹介がメインでした。ラストで地震が起きた！ってところで１話終わっちゃったし。でも、この未来の家族や世間に関する考え方が非常に共感できてしまって、見てて妙な感じになりました。
未来は第二次反抗期真っ只中って感じなんですが、世間一般の全てがウザいと感じていながらも、思い切りそれを表に出せない様子が「私もこんなときあったなぁ」と頷いてしまうことばかりで、面白かったです。親に洗濯物引っ込めてだの掃除しろだの言われるってことが、とんでもなく煩わしく感じてしまうんですよね。今だったら不満こそ多少感じても、さっさとやってしまうことを選択するよなぁ。
それに、見知らぬ他人の親切が無性に恥ずかしく、腹立たしいってこともあったなぁ。アニメの中では、母親の誕生日プレゼントとして選んだものを譲ってもらうってシーンがあるんですが、弟くんは素直に受け取りお礼も言えるのに、未来は顔真っ赤にして恥ずかしがって頑なになってしまうんですよ。その様子がもう身に覚えがありまくりでしてなぁ･･･
なんか地震と関係ない部分ばかりの感想を書きましたが、ラストのお台場で地震が起こるシーンはなかなか恐かったです。窓だらけのホテルからガラスが降り注いだり、お台場にある高架橋が崩れていったり。本当に地震が来たら、あんな感じになるんだろうなぁ。
来週からは都内の状況とかも描かれるみたいなので、興味深く見てみたいと思います。キャラの描写もしっかりしてるし、非常に面白いアニメですよ。
惜しむ部分があるとするなら、ラストの滝川クリステルの一言ですかね。あれスベってる上にやる意味がわからん･･･
原作はラノベです。未読。
Ⅱと付いているだけあって、アニメとしては二期目。前作が非常に面白かったので、今回もワクワクして見たんですが、１話を見る限りでは期待通りの出来で安心しました。
二期目の作品ということで、これから見始めるって人はどうにも難しいかもですね。でも、アニメの出来は素晴らしいので、いっそ見てみても問題ないと思います。わっち可愛いよわっち。
- こんな感じ
今回紹介した２作品は、どちらも非常に面白いのでオススメです。感想にも書いたとおり、「狼と香辛料」は初見の人にはちと厳しいかもです。「東京マグニチュード」の方は今からでも全然入っていけますんで、見てみたいと思ってる人は是非見て欲しいですね。
そういや、ハルヒも新作と再放送を混ぜて、原作の時系列順に放送してるんですよね。一応見てますが、最近のエンドレスなエンドレスエイトには本当に閉口気味。あれはいったい何がしたいのだろう･･･
