OO感想・第22話「トランザム」

先週の予告ではタイトルの意味がさっぱりでした。

  • 目がぁ!目がぁ!!

安否が気になってたロックオン兄さんですが、命には別状無いものの利き目をやられてしまいました。やってくれるぜコラ沢め。

再生自体は出来るみたいですが、三週間ちかく動けなくなるのは勘弁と兄さん拒否っちゃった。まぁ現状を考えれば、色んな意味で寝てなんていられないってことなんでしょうけどね。アレルヤは精密射撃は無理とか言ってましたが、隻眼でも精密射撃をやってのける方々は結構いるもんですよ。それにロックオンの場合は、いざとなったら殆どハロ任せにも出来るしね(苦笑)

そういやこの再生治療云々ですが、メットやら何やらで赤いGN粒子の影響は無かったってことでいいのかな?もしくは正式なGN粒子のお陰で中和されたとかか?とても医者に見えないモレノさんがさらっと流しちゃったので何とも言えん。

  • 「私は我慢弱い」

ビリーさんも言ってましたが、GNドライブをさも自分たちが開発したかのように言ってのけるユニオンはさすがだと思う。

前回のトレミー組を襲ったジンクスは19機でしたが、残る1機はやはりハムさんの魔改造用にとってありました。大方の予想通りGNフラッグに乗るわけですな。でも、翼が無くなったフラッグってかなりダサいと思う・・・

  • ジンクスのGNドライブ

ジンクスの起動時の顔がまるでエヴァ弐号機のようだった。

擬似GNドライブは有限ってことはだいぶ前から分かってましたが、ああいう風に粒子自体をチャージしないと駄目なわけか。つまり粒子を使い切っちゃったらいちいち補充しないといけないってことですね。これは確かに正式なGNドライブとは雲泥の差ですね。

幾ら出力が同じとはいえ、トレミー組の太陽炉は無限のエネルギー発生装置。数が多いのを差し引けば、長期戦になった場合はトレミー側は圧倒的に有利な立場に立てるってことですな。これが現状を打破する鍵になるかどうかと言われると微妙ですが・・・

  • マイスターとしての資質

フェルトとティエリア、二つもフラグ立てるロックオン兄さんはとんだ伊達男ですな。確かに眼帯カッコいいけどさ!

ヴェーダとの直接リンクが出来るということにフェルトは引っかかってましたが、ロックオンはスルー。やはり何か知ってると考えていいのかも。単純にそんなの気にしないぜ!ってノリなのかもしれないけど。

しかし、本当にティエリアは柔らかくなったなぁ。可愛くて仕方ない!

  • 「優しいんだ、誰にでも・・・」

フラグボッキボキ!!

  • ジリ貧3兄妹

留美が役に立たなすぎワロタ。逃げ回ってるばかりで粒子の消費も激しいというまさにジリ貧状態のトリニティ。まさに四面楚歌と言った感じですね。

そんな彼らに迫るのは今回も中佐率いる人革勢。ファングにも完全に対処してるのとか見ると、やはり中佐は有能な指揮官なんだということを再確認出来ちゃいますね。でも、オールレンジ攻撃に対抗する手段が密集後にくるくる回ってオールレンジに弾幕を張るってのが人革らしいというかなんというかw

  • 今回の姫さんと・・

せっちゃんのガンダムじゃないことにホッとする姫さん。でもせっちゃんにとっては死神も同然だぞあなた。

逆に日本の沙慈くんは、暗い部屋の中暗い目で暗いこと呟くという最悪の傾向を見せてました。沙慈くんの今後がますます不安になってきた・・・

刹那にとってのガンダムは「戦争を根絶するための存在そのもの」であって、決して目的のための捨て駒なんかじゃないってことなんでしょう。ガンダムが倒されることも踏まえての戦争根絶を目指してるコーナーとは全く異なる考えなわけですね。まぁコーナーもそれが本心だとは思えないんだけど。

しかしアレルヤの扱いがホント酷い(涙

  • 強襲用コンテナ

単独での大気圏離脱・突入機構があり、後々の戦いでも分かるようにかなりの機動性と攻撃力も持ってる強襲用コンテナ。コンテナとは名ばかりで、十分すぎる戦力ですな。

  • カティ大佐の頭

なるほど、ああやってあの長い髪を収納していたわけですな!

  • 赤い悪魔登場

サーシェスがまさかのトリニティと接触

普通だったら嫌な予感しかしないわけですが、留美に救援を頼んでいたこと+サーシェスがあまりにも普通に機体から降りてきたことで、完全にトリニティは油断してしまったわけで・・・その結果は最悪のものになっちゃいましたが。

  • 「ご臨終だ」

あまりにもあっさりとミハエルが死んだのには軽くビビリました。そこそこの重要キャラをこうまであっさりと殺すとは・・・

絹江姉さんの時といい今回のミハエルといい、サーシェスは理不尽な死を際限なく振り撒くキャラだなぁ。まぁ狙ってのことなんでしょうが。視聴者的には一番怖いキャラ。次に何をするか読めないってのが悪役としては本当に怖いと思いますわ。

  • ツヴァイ盗られた!

わざわざヨハンをアインに乗せる時間を与えたのは、このまま殺ってもつまらんが半分ツヴァイを奪う時間稼ぎが半分ってところですかね。

そして始まるアインVSツヴァイ。ここでの会話でサーシェスがコーナーに依頼されてたってのが大体分かりますね。どの時点で繋がってたんだろうこの二人?少なくともサーシェスがラグナと会ってたときはまだだと思うんだけどなぁ。

にしても、サーシェスが乗ったことでツヴァイの魅力が遥かにアップしたと思う。魅力的な悪役が乗ってこそ、ロボットは更に輝きますからね。

  • 「この世界を変える為に!」

初撃墜されるガンダムがまさかアインになるとは、登場当初は思ってもみなかったなぁ。

色々裏があるんじゃないかと言われてきたトリニティですが、実際に考えていたことはトレミー組と変わらない「世界を変えたい」という思いでした。でも、そこに善悪の判断が無かった時点でもうどうしようもない奴らだったとは思う。それでも生み出された理由が捨て駒にするため、ってのはあまりにも悲しすぎるよなぁ。

やってきたことを鑑みると同情の余地なんてないんですが、爆散するアインを見つめるネーナの表情は見ていて非常に切なかったです。

  • コーナーの目的

今回勝手に話してくれた「世界を変える存在は自分たちが良い」ってのがコーナー家の悲願ってことですかね?なんだかちゃっちいなぁおい。

優越感に浸ってコールドスリープ中のイオリアを撃ちまくるコーナー。いつ後ろから撃たれるのかとドキドキしてましたが、そんなことは無かった。まぁその展開はあまりにもベタ過ぎるか。

しかし、あんな装飾銃使ってるとスネークに怒られるよ!

  • システムトラップ

そりゃこういう風な状況になるんじゃないかという予想もしとるはずですわな。リボンズがこのことには本気で驚いた様子だったのが意外。

まさにヒーロー的な割って入り方で登場したエクシアですが、サーシェス駆るツヴァイにフルボッコパイロットの技量差がここまであるとは・・・

気迫ある叫びをしても、簡単に武器を吹き飛ばされてるエクシアの姿はなんか可哀想でした。てかサーシェスがマジで強すぎ。曲りなりにも初めて乗った機体であそこまで出来るとか超人級だろうに。

余談ですが、最後のトドメを刺す前に目でしっかりと前方を確認してるサーシェスの描写は細かいなぁと思いました。前は邪魔入りまくったしね。

  • 「世界は、人類は、変わらなければならないのだから」

人類に絶望しつつもまだ希望を捨てないでくれたイオリアは、ここでGNドライブが完全稼動することを許してくれました。発動するエクシアの分身攻撃には見ていて色んな意味で鳥肌もんだったけど。

F91・デスティニーに次いで三機目の分身ガンダムになったエクシア(性格にはゴッドとかもいますが、ここでは割愛w)ですが、F91は「剥離した金属片が敵機のセンサーに認識されるために本機があたかも分身しているかのようにように見える(実際は金属片によるセンサーの誤作動であり、俗に「質量を持った残像」とも呼ばれる)」、デスティニーは「デスティニーのミラージュコロイドは、自機の存在を隠蔽するステルス装備では無く、散布したコロイドに自機の残像を映し出す幻惑機能である。この機能は特に高速機動時に使用され、本機のスピードと相俟って敵を翻弄する」ってのが分身のネタバレ。
エクシアについてはまだ分かりませんが、もう単純に超高速で動いてるような気がするなぁあれは。

そんな超スピードで動いたら普通ならパイロットの刹那はグッチャグチャになってそうなもんですが、きっとGN粒子の不思議パワーで何とかなってるんだと勝手に思い込んでおきます。

てか今回調べて初めてデスティニーにミラコロ付いてるの知ったかも。そういう原理だったのね、あの分身。改めて考えると、この設定全く生かされてないよなぁ。

  • 抜け出せない地獄のコンボ

エクシアの真の力が発揮したことで、今度はツヴァイがフルボッコされる羽目に。完全に翻弄される側になったサーシェスがカワイソスw

一瞬ここでサーシェス死ぬんじゃね?とまで思いましたが、さすがに今回は逃げてくれました。こういう美味しい悪役はそう簡単には死なせないのが普通ですよね。

せっちゃんの口ぶりだとこのシステム自体は前に聞かされていたっぽい。たぶん名前と軽い説明だけで、詳しいことは何も教えてもらえなかったってのが真実くさいけどね。

  • 次回予告

次回はロックオン兄さんとサーシェスのバトルがあるっぽい。うわぁ・・・怖い予感しかしないぞ・・・