OO感想・第20話「変革の刃」
怒涛の展開過ぎる。そして何時まで続く沙慈くんの不幸。
- 左手の再生治療は無理
あ、やっぱりそういう治療法はあるんだ。さすが300年後。
でも、ルイスの場合はビーム兵器の影響で細胞障害が起きてしまい、それが不可能になってしまったそう。物語の流れ上簡単に治っちゃったらしょうがないってのは分かりますが、これはやはり悲しい・・・やはりネーナの罪は重いなぁ。
ルイスが怪我したシーンを見る限りでは、直接ビームを喰らって腕が吹き飛んだわけではないんですよね。怪我した患部にビーム粒子が影響を与えたとかなのか?だとしたらビーム兵器怖すぎる!
怪我してるとはいえ、簡単に細胞障害起こすとかどんだけ危ない代物なんだよGN粒子。散布してるすぐ横に立ってたりするせっちゃんたちの体が心配だよ。
- 「宇宙で待ってて」
ルイスってこんなに良い子だったんだねぇ・・・
- 国連+三勢力で軍事同盟
GNドライブ貰ったもんだから、早々に同盟を結んでCB狩りを始めた三勢力。史上最大の国連軍らしいけど、これだけいればBETAに勝てますか?(何の話だ)
各勢力が同盟を結んだのは、世界を一つに纏めようとしているCBにとっては計画通り。自分たちが追い詰められる事になったとしても、それは本望なんでしょう。ただ、果たしてこれで良いのか?って気はしますが。
- 久しぶりの姫さん登場
説明して今回の出番は終わり!?もっと目立とうよ姫様!!
- 「僕・・か」
せっちゃんとロックオンに向けて自分の不安を吐露するティエリア。これはかなりの変化ですよね。今までだったら絶対に二人の前で不安を漏らすなんてことしなかったと思う。前回の二人の本音をぶつけたやりとりを聞いて、かなりの部分気を許しても良いと思ったのかな。
それにはロックオン兄貴も気づいてるみたいですね。一人称の「僕」を口に出したのはビックリだったのかな?それとも案外ロックオンはティエリアの正体を知っているってことかも。ということは、やはりティエリアは・・・!
ヴェーダスキー!なティエリアは、ハッキングとデータの改ざんを受けていたということがやはりどうしても不安に感じてしまうんでしょうね。事あるごとにヴェーダに支持を仰いでいたんだから当たり前か。
- GNアームズ
ホビー誌では既出の噂の新装備「GNアームズ」がようやくロールアウトしたそうです。存在意義が皆無と言ってよかった砲撃手ラッセにもようやく光が!
おやっさんが「とりあえず1機だけだがな」とか言ってましたが、もしかして将来的には4機分作られる予定なの?すげぇなそれ。
- 「男の誓いに訂正は無い!」
せっかく奪ったビームサーベルもやはりGNドライブの前では霞んでしまうか・・・
カタギリの話では、30個のGNドライブはもうMSとして完成した状態で各勢力に渡されたみたいですね。それなら各勢力のこれだけ早い動きにも納得。
しかし、我らがハムさんは新型受領を断固拒否。あくまでフラッグで戦い抜くことに拘るみたいです。ハワードの墓前で誓ったんだから、そう簡単には曲げられないですよね。曲げる気もないんでしょうが。さすがハムさん!いちいちカッコいい!!
でも、後々この判断がハムさんを物凄い勝ち組に伸し上げそうな気がしてならないんだよなぁ。
- ソーマは即乗り換え
これには正直言ってがっかり。専用機あるんだからそれに乗り続けようよ〜。まぁ勝率を優先するなら新型機に乗り換えるのは当たり前なんですけどね。
しかし、ソーマが戦うことを良くは思っていない中佐は微妙な表情でした。やはり中佐はこういうところが良いキャラしてるね。
- コラ沢は・・・
純情コラ沢バカ過ぎ。「無いです」の断言にはクソ笑ったwww
これで可愛いとか思っちゃうカティ大佐は、間違いなく母性本能くすぐられるのに弱いタイプですね。てか髪あんなに長かったのか。
- サーシェスとラグナ・ハーベイ
この組み合わせはかなり意外だった。傭兵部隊だけあっていろいろと手広くやってるんだ、サーシェスって。
新型を貰って今までの借りを返したいってのが絶対本音に近いだろ。けど、近い将来傭兵が必要無くなるって見方は間違ってないと思う。先見の明が確実にあるんですね。そうじゃなきゃ傭兵として参加した戦闘で生き残ってこれないか。
サーシェスはそれ自体が面白くないみたいです。ホント戦闘狂いなんだね。
そういやラグナ・ハーベイが大した人物に見えなくて笑った。
- 絹江姉さんそれはダメだって・・・あー!!
遂に絹江姉さんが・・・
サーシェスの車に乗ってしまった時点で死亡フラグがビンビン立ちまくってましたが、GNドライブって言葉をサーシェスが出した時点で確定しちゃいました。あそこまで話したらもう生かしては返さないってことだろうからねぇ。黒田脚本だともっと酷い目に遭う可能性もあっただけに、これはまだマシな方なのかも。殺されてマシも糞もないでしょうけど・・・
正直言ってサーシェスに殺されるってのはビックリだった。てっきりあの軍人みたいにトリニティ側の人間に・・って思ってたもんですから。まぁ今回のサーシェスの行動も、ある意味トリニティ側の行動なのかもしれませんが。
自分でも「最低の人間」って言ってましたが、これで名実共にサーシェスが悪役キャラになりましたね。絹江さんを殺したのをCBのせいにすることを提案するとかホント最低最悪な奴だ。ある意味トリニティより性質悪いよこの人。
これで沙慈くんはさらにダメージを受けることに。最近の沙慈パートは見てて辛いよ・・・
しかもCB、三勢力どちらにも憎むべき相手がいるって状況がまた凄い。絹江姉さん殺されたのもCBに突っ込みすぎたってのが強いし、プロバガンダに使われちゃうとしたら、恨みはCBだけに向けられる可能性もありますが。こりゃ二期は沙慈くん主役かな?きっとめっさ強い機体に乗って各勢力相手に大立ち回りを演じてくれるはず!無いか!?
まぁ沙慈くんにはしっかりとルイスとの約束を守って欲しいので、戦闘には参加してほしくはないんですけどね。
- コーナーと緑アムロ、宇宙へ
このシーンでの会話で、コーナーの目的が計画への介入だったことが判明。一族の悲願ってどんだけだよそれ。
ヴェーダのデータ改ざんなんかは全てリボンズにやらせていたようです。ということは、まだ確定では無いですがトリニティ側の主犯格はコーナーということで良いのかな?
どうしてそんなことをしようと思ったのかはまだ分からないけど、木星探査船からデータを持ち去ったのもコーナー一族っぽいね。
- 何か危険な奴だらけ
今まで散々働かせといていきなり連絡なし=捨て駒の捨て時。完全に当て馬としての指令を出されてましたし、トリニティの退場は近いかも・・・とか思ったんですが、突然現われた留美が意外と働いてくれる可能性が出てきた。
留美の第一の目的は以前にも言っていたとおり「世界の変革」。それをより早く実現させる為には手段を選ばない彼女にしてみれば、劇薬であるトリニティの方がウダウダ余計なことやってるトレミー組より期待できるってことなんでしょう。
留美がなんでここまで今の世界を嫌うのかは非常に気になりますね。ありがちなところで戦争に巻き込まれて酷い目にあったことがあるとかか?この辺は今後の見所の一つかも。
しかし、留美を含めて周りがヤバイ奴らばっかりで、トレミーメンバーが妙に常識人だらけに見えてしまう(苦笑)
- あれ?おかしいな・・・
静かに微笑むティエリアがめっさ可愛く見えてきた・・・私の中で未知への扉が開かれそう?
- 新型機の力
人革連に「悪鬼」呼ばわりされるスローネたちって・・・
ミッション通り人革の基地を制圧するスローネでしたが、そこに遂に新型機が登場。案の定トリニティたちはGNドライブが各勢力に渡されたことを知りませんでした。これで捨て駒確定か。
新型機GN-X(ジンクス)ですが、機動性とかめっさ凄い。デザインは何だか微妙な気がしますけど。てか仮にもガンダムに乗ってる人間が同じGNドライブ装備型MSの機動性にビックリするってのもどうなのよ。もちろんジンクスが機動力重視で造られてる可能性もありますが。
ジンクスの性能を「凄い!」と端的に表してくれた中佐には吹いたwそれ以上に中佐のパイロットスーツがww
確かにティエレンとは比べ物にならないだろうから説得力ありまくり。多勢に無勢とはいえ実際にスローネを圧倒してましたしね。それにもともとパイロットセンスの高い中佐がそんな良い機体に乗っちゃったんですから、トリニティ涙目なのは仕方ないかと。「ガンダムなど恐るるに足らず!」ってのは言いすぎではないと思うよ。
ソーマもソーマでジンクスの素晴らしさに興奮。やっぱり超兵は感情の起伏が乏しいっての嘘だよね。でも君が乗ってるそれはガンダムにはとても見えないよ?
ジンクスの反応速度は素晴らしいらしく、ファングをひょいひょい避けてました。あれじゃもうあのファング意味ないなぁ。頭部バルカンで簡単に撃ち落されるとかもうね。
- 「これが・・勝利の美酒というものだ」
言ってるセリフは凄くカッコいいんだけど、やはりヘルメットで吹くw
全編通してガンダムを圧倒したのはこれが初めてですから(合同演習は、トリニティに引っ掻き回された時点で三勢力的には負けでしょう)、兵士たちが喜ぶのも無理はありません。戦車とかで戦わされてたんだから助かって嬉しいってのもあるんでしょう。
でも、この勝利の美酒は絶対に長く続かないと思う。ジンクスには何かしらのトラップが仕掛けられてる気がしてしょうがないんですよ。
まず擬似太陽炉を使ってるってことが不安要素の一つですよね。何時使えなくなるか分からないものを動力源にしてるんだからこれが不確定要素でないはずがない。しかも三勢力はそのことを知らない可能性が高いし。
それにジンクスって不必要にビームを使用した兵装だらけなのも解せない。頭部バルカンまでビーム兵器にする必要あるのか?これって案外擬似太陽炉に限界を早く迎えさせる為の罠なんじゃない?
とか、そんなこと考えてました。でも、今後しばらくはジンクス天下な状況になりそうな気がする。
- ガンダム同士の戦いに突入
口ぶりから察するに、スメラギさんはこうなることを予想してたっぽい。この辺は戦術予報士としては凄いのかも。
- 月にあった
ヴェーダ本体は月にありました。コーナーの言い方からすると、ヴェーダ自体がイオリア・シュヘンベルグ自身なのかも。
ここでもさらりとリボンズがティエリアと同じ存在であることが判明。ヴェーダにリンク出来る存在が二人いる理由はあるんだろうか?この辺もよく分からないですねぇ。
そして、またしても映るリボンズの猫口笑い。あれ?コーナーに突然小者臭が漂ってきた気が・・・?
- 次回予告
トレミー組またしてもフルボッコ?生き生きして強いコラ沢なんて見たくないよ!!てか案外CB壊滅しちゃうのかも。ナレーションを聞いてたらそんな感じに聞こえました。もしそうなったらコードギアスと被るなぁ。
もしくは刹那覚醒フラグかもしれませんね。何に覚醒するのかは知りませんが。
あと、ちらっと映った沙慈くんの顔が切なくて見てられん・・・