OO感想・第19話「絆」

せっちゃんとティエリアの連携プレイに感動の涙が止まりません!

  • 「お前たちが・・その機体が・・・ガンダムであるものか!」

初っ端からせっちゃん本音爆発!でもヨハンからは錯乱者呼ばわりされるのが可哀想だ。まぁ突然「貴様はガンダムではない!」とか言われたらねぇ(苦笑)

しっかりシールドを壊してからファングを仕掛ける連携は上手いと思いましたが、それ以上にファングを叩き落すエクシアにビックリ。せっちゃん凄いぞ!ただ、ぽいぽい武器投げちゃうのはどうかと思う。あと最後のファングに対応できなかったのも惜しいなぁ。

エクシアのピンチにヴァーチェが援軍に登場。BGMと相まって非常にカッコいい!!

ティエリアも無断出撃みたいですが、宇宙にいたんじゃなかったっけ?ずいぶん短時間で来たもんだなぁ。

刹那とティエリアの行動に戸惑いながらも踏ん切りが付いたトレミー勢。即ヨハンとのツーショット写真を消したクリスに笑った。てか壁紙にしてたんかいw

ここでスメラギさんが言ってましたが、今回のトレミー側の独断行動も計画の内ってのは後々のコーナーのセリフで確定事項に。ただ、それが元々あったシナリオなのか、トリニティ側の用意したものなのかは分かりませんが。個人的には後者だと思う。

  • ぶっちゃけ撃つ気満々

これだけ書くと危ない人のセリフみたいだ。

なんだかんだ言って、しっかりヤル気のロックオン兄さん。テロ行為、その中でも一般人が巻き込まれるものを心底憎む兄さんなら、スローネの行動に腹を立てるのも当然でしょう。

それになんだかんだ言って刹那の心境を理解してるところとかを見ると、やはり頼れる兄貴なんですよね。

  • 本音がちらほら

留美は、世界が変わりさえすればその手段は問わないというスタンスらしい。だからトリニティ側の行動もあっさり認めたのね。その理由は彼女の過去に原因がありそうですが、現状では謎のままです。

コーナーはやはり今回の事態が起こることを予測していたらしい。そしてそれこそが計画の第三段階への移行を意味するようです。やっぱりガンダム同士の戦闘ってのは計画の内だったわけですね。

ここまで来るともう後戻りは出来ないそうですが、それが意味するところもまだ分からないまま。リボンズの猫口笑いを見ると、悪い予感しかしないなぁ。

  • なんという燃える展開!

前回のハムさんに引き続き、今回も「いがみ合っていた二人がようやくの共闘を!」的な燃える展開炸裂ですよ!せっちゃんとティエリアのセリフも非常に味が出ていて興奮しました。

エクシアヴァーチェの連携は、それぞれの近接戦闘能力と防御力の高さとを合わせた良いフォーメーション。盾代わりになったヴァーチェの影に隠れて近づいたエクシアが切りかかり、その戦闘中に相手の死角からヴァーチェがGNキャノンをお見舞いするってものですな。三勢力の量産機には使うまでもないような気がしますが、一応フォーメーションとかも訓練してたんですね。

二人がフォーメーション行動を取っているのを聞いて、嬉しそうにしているスメラギさんが印象的でした。責任者としてあの二人の不仲にはかなり苦労してたでしょうからねぇw

  • そんな時間与えさせないのは正しいけど、ある意味外道

なんという「チャージなどさせるものか・・!」ww

まさかナドレまで使うとは思わなかったので、この展開にはかなり驚きました。それだけティエリアも本気だったんだ。パーツがぶっ飛んでいく様は一回目以上にキャストオフっぽかったw

  • サイキック・ウェーブ!(違う)

人革連戦は完全に不意打ちを狙ってのパージだったために「ナドレって何の意味があんの?」と疑問が残る形になってましたが、今回ようやく「ヴェーダとリンクする機体を全て制御下に置く」というナドレの能力が判明。

ティエリアは自分だけに与えられたマイスターへのトライアルシステムと言ってましたが、どっちかっていうとガンダムへのカウンター能力って言った方がいいんじゃないかな?少なくともCBに所属するガンダムは全てヴェーダとのリンクを持っているため、これで制御下に置けると言うわけですね。

エクシアと戦うツヴァイが無事だったのを見ると、ある程度ナドレに近い機体じゃないとその効果は無いっぽい。

  • 「万死に値する!」

久々にキター!!でもトライアルシステムを解除されて不発に終わっちゃったのが・・・これで多分スローネ戦ではナドレが意味をなさなくなっちゃうだろうなぁ。一度見せたら確実に対策取られそうだし。

一瞬映った笑いを見ると、コーナーはやはりトリニティ側と見て間違いはないのか?

  • 悪役らしい捨て台詞を残して

内部分裂を狙った捨て台詞とか、もう完璧に悪役のすることじゃん(苦笑)

  • 三勢力に接触してきたのは

弱気になってた各勢力に同時に接触してきたCB関係者。恐らくトリニティ側の人間だとは思いますが、その目的が気になります。ユニオン大統領の口ぶりからすると、かなりの機密でもばらされちゃったのか?

  • 沙慈とルイスのこれから

回想シーンは反則。あんな風に見せられたら泣くってば!回想と思わせて二人の出会いのシーンとか入ってるのは卑怯と言わざるをえない。

ルイスは本当に強い子ですね。自分の気持ちを堪えて沙慈くんの未来を優先させるとか、普通は出来ないですよ。沙慈くんもそんなルイスの思いに気づいたのか、日本に帰っていきましたし。

ただねぇ・・・最後のルイスの涙を見ちゃうと「もうちょっと一緒にいてやれよ沙慈!」とか思っちゃうんだよなぁ。これでこの二人の関係消滅とかなったら激怒しますが、そこは黒田脚本ですから!大丈夫だと思いたい!!でも挿入歌の歌詞が意味深すぎて不安感が消えないのよね・・・

  • ラグナ・ハーベイ

リニアトレイン事業の総裁で国際経済団のトップで絹江姉さんの勤めるテレビ局の大株主らしいこの人物ですが、一番気になるのはその名前。ラグナってコンピューターとかの名前じゃなかったのか!?

トリニティ側に指令を出しているのがこの人物だとすれば、裏切り者の大元締めってことなのか?それとも最初からCBの計画通りにことが進んでるのだとすれば、こいつがCBのトップに近い人間であることには違いなさそう。

しかし、絹江姉さんが出てくると物凄く(死んじゃうんじゃないかと)ドキドキするのを何とかして欲しい。

  • ロックオンの思い

ロックオンの両親と妹が巻き込まれたテロを仕組んだクルジスの反政府ゲリラ組織「KPSA」に刹那がいたことを知らされたロックオン。ここで彼の過去と太陽光発電紛争についての説明が少し入りました。

確かにいきなり「石油使うの止めて今後は太陽光発電だけにしましょう!」とか言われたら、中東諸国はガンギレでしょうね。それくらいしか経済を成り立たせるものがないのに、それを否定されたんじゃ金を全く稼げなくなるに等しいですし。ロックオンの話によると、国連が一方的に輸出規制をしたそうですから、更に腹を立てる要素があったわけだ。だからといってテロ行為を認められるわけもないですよね。巻き込まれるのはただの民衆が殆ど。ロックオンの家族もそれで犠牲になってしまったわけですし。

でも、だからガンダムに乗って紛争根絶をするってのも違いますよね。ロックオン自身もそれが矛盾してる事は分かってるみたいですし。

  • 刹那の思い

ロックオンの言葉を受けて、自分の思いを吐露する刹那。

正直、刹那にここまで強い意志があるとは思いませんでした。一番驚いたのが、撃つと言ったロックオンに、意思を継いでくれるならそれでも良いといったこと。刹那なりに自分がしてきた事については相当悔いているみたいですね。サーシェスに再会したことでその思いは更に強くなったのかな?親を殺してまで自分のしてきたことを全否定されたようなもんだからなぁ・・・

だからこそ、刹那はガンダムとなって世界を変えたいと思ったのかな。今回の「俺がガンダムだ」は、今までの中で一番重く聞こえました。

  • 「全くお前はとんでもねぇガンダム馬鹿だ・・」

これにありがとうと返されるは思わなかったのか、ロックオン兄さん爆笑。ティエリアまで少し笑ったのには驚いた。ここで刹那とティエリアの新しい一面が見れたような気がします。

それにしても、更に深まるティエリア非人間疑惑・・・

  • そのころのトリニティ

ちゅーまでしてあげたのにとか、恩着せがましいにも程がある!(苦笑)

トリニティ側のメインベースはアフリカにあったんですね。あの様子だとけっこう大きな施設みたいですが、さすがに艦ごと地上に降りてきてるわけじゃないよね?

  • 南極で・・・

三勢力の代表者が集まって変な施設へ。そこにあったのは弾頭・・か?

恐らくこの場所はCB関係者がリークしたんでしょうが、南極大陸の隔離された施設に保管されている弾頭とか聞くと、中身はもう核ぐらいにしか思えないんだけどなぁ。もっと凄い物なのかも。あれ全部が擬似太陽炉とかだったら吹くね。

  • 次回予告

サーシェスと接触する絹江姉さんに宇宙に出たっぽいコーナーとリボンズ・・・来週もかなり話が動きそうです。死亡フラグを次々と立てる絹江姉さんがホント怖い!

個人的に気になったのがちらっと映った新型量産機のような変な機体。赤いGN粒子を出す太陽炉を装備してるところを見るとトリニティ側なのかとも思いますが、スローネと戦ってましたよね?単純に訓練用の無人機って可能性もありますが、CBには太陽炉はそこまでの数はないわけですし・・・案外今回ラストに出た弾頭の中身がアレなのかもね。