今回の電王っ!
- 最終話「クライマックスは続くよどこまでも」
泣いても笑ってもいよいよラストな電王。キレたカイが現在をぶっ壊そうとしてさぁ大変ですよ!
- お前の望み、聞いたぜ!
ラストバトルは過去ではなくやはり現在で。キンとウラの二人との別れがあっただけに、どうしても迷ってしまう良太郎はやはり優しい子ですね。でも、それ以上に強い子ですから。
モモへの望みは「最後まで一緒に戦ってくれ」でした。一番付き合いが長い二人なだけに、言葉の重みが違うなぁ・・・
- 決戦開始
キンとウラが切り開いてくれた道ですから、それぞれ気迫が違うってもんですよ。うじゃうじゃ出てくるイマジンをばったばったと倒していく様はカッコイイです。モモの攻撃喰らうと砂が舞う演出がイイ感じ。
- 素手でも強い!
そのころ侑斗はというと、ラスボス扱いのデスイマジンにぶっ飛ばされて変身が解けちゃった・・・しかもそれで全てのカードを使い切ってしまい変身不能という事態に。エライこっちゃ!まぁ直ぐにデネブが来たんで、そこまでピンチにはなりませんでしたが。てか病院前のイマジンを全部一人で倒したのかデネブ!?凄っ。
凄いのは侑斗も一緒で、素手でイマジンを殴る殴るw無茶するなぁ。しかもイマジン結構押され気味だし。再生&大量生産怪人は弱いと相場は決まってますがね。
- あれ?リュウタは?
恐いからデンライナー内に閉じ篭ってたっぽい。うえ?今更!?まぁ良太郎助ける為に出てきたけどさ・・・
- 一緒に地獄へ落ちよう(違う)
モモの助けを借りてカイの元に辿り着いた良ちゃんでしたが、控えてたデスイマジンにボッコボコ。でも最後の力を振り絞ってカイに向かって・・・ってえぇ!?ビルから飛び降りかい!!
良ちゃんは曲りなりにも変身してるから良いですが、カイ生身ですよ?何気に良ちゃんデンジャラス。
- 崩壊は・・
カイパワーで一面瓦礫になったものの、完全に時間が壊れたわけではないらしい。恐らく完全に壊されちゃったら、桜井さんが負けたあの時みたいに全て砂になっちゃうんだろうね。
崩壊を免れたその理由は良太郎とコハナ。桜井さんとお姉ちゃんの娘であり、しかも特異点でもあるハナさん=コハナがいたからこそ、時間は繋ぎとめられていたってことですね。つまりコハナが存在している限りは、カイの望む未来には行き得なかったってことなんでしょうね。やること全部失敗だったカイはちょっと可哀想かも。
ということはハナさんのいた未来が崩壊したのは、イマジンのせいと言うよりも桜井さんの隠蔽工作の結果なんじゃないのか・・?違うかな?
- 最後のカード
良太郎の下へ急ぐ侑斗にデネブが手渡したのは、桜井さんが託していた最後のゼロノスカード。それを使えば完全に未来の桜井さんの存在は消え、侑斗は真の意味で自由になれるってことですね。それこそが桜井さんの最後の希望・・・
と言ってもコハナがちゃんと存在していることを考えると、ある程度の予測は出来たり出来なかったりw
- 全員集合だぜぇ!!
最大のピンチに登場したのは、分かれたはずのあの二人。
ここでウラとキンを出すのは凄くイイんですが、あまりにもあっさりした登場にご都合主義感が拭えない(苦笑)でも、それでも許容出来る空気を出してるのが電王って作品の魅力なんでしょうね。良い意味でふざけてるというか。これが去年のカブトみたいに無駄にシリアスだったらみんな文句垂れてるだろうしね。
最強っぽいデスイマジンに代わる代わる各フォームで戦いを挑む電王。やっぱこのノリですよね!見せ場が一番短かったリュウタカワイソス。
- 「俺たち」はかーなーり強い!
最後でようやく「たち」って言ってくれた!
- 降臨、満を持して
王子キター!でも登場理由が「たまたまいたから連れてきた」ってw
最初ウイングフォームの変身音がなったんで、いきなり変身か!とか思ったけどさすがにそれは無かった。歌無しですが、ようやく流れた「Duble−Action Wing form」に合わせて王子初めての生身で肉弾戦を疲労してくれました。普通に強いのがニクイね。
そういやDuble−Action Wing formですが、コンプリートCDボックスにも入ってないんだって。え?何処に収録するの?もしやそれは無しとか・・?
- 「俺!参上!!」&「最後に言っておく!」
トリはやっぱりソードフォームでしょ!ということでモモさん大暴れ。本当に久々登場のゼロノスベガフォームと見事な連携を見せてくれました。テンションが大事な平成ライダーでは、こうなるともう止まらないですよね。デスイマジンフルボッコ。
最後は全員分の力を込めた「俺の必殺技・ファイナルバージョン」でキメ。光り輝くデンガッシャーの刀身が非常に美しかったです。力を込めるときにリュウタが明らかに王子狙って撃ったのは何故w
- 戦いが終わって
デスイマジンが死んでカイも消え、イマジンの未来に繋がる可能性は完全に消滅。よってイマジンも全て消えてしまいました。さよならも言えないくらいに早かったお別れに、涙を落とす良太郎と侑斗・・・
良太郎もヤバかったですが、侑斗のアレは反則。あんなことされたら泣くしかないじゃんかよ!泣きながら椎茸ご飯を食べる侑斗と同じようにポロポロ泣いてしまいました。
- 奇跡は必ず・・
ちょw「俺!参上」じゃねぇよ!!ww
「記憶こそが時間。そしてそれこそが人を支える」オーナーの言葉通り、良太郎の記憶という支え、侑斗の記憶という支えがあったからこそ4タロスとジーク、そしてデネブは在り続けることが出来たんでしょうね。特異点である良太郎に憑いたからだとか、野暮な邪推は禁止!!
でもジークは良太郎に名前呼ばれてなかったよね。本人も言ってたし。それでも残れたってのは何気に凄い事なのかもw
侑斗とデネブは再会でもきっちり泣かせてくれました。デネブに抱きついて泣きじゃくる侑斗見てると、こっちの涙腺も・・ううっ!本当に良かった良かった!
逆にデンライナー勢は笑わせてくれました。息ピッタリの「頭が高い!」には爆笑。
- 笑顔の裏では
最後の最後で愛理さんと手を繋いで、桜井さんは消えてしまいました。自分の存在が消える事を恐れることなく、他人から忘れ去られることに戸惑うことなく、最後まで戦い抜いた彼こそヒーローだったと思う。
結局最後まで顔は見れませんでしたが、役者さん誰だったんだろう?テレビマガジンのCMに出てる人で決定?
- でも、別れは来る
イマジンが消えたことで、デンライナーもパスも良太郎とは離れる事に。よってコハナやナオミ、4タロスとさりげなく乗ってたジークともお別れです。
でも、それは一生の別れじゃなく、多分一時の別れ。きっといつか何処かで、良太郎はみんなと再会出来るはず。
- 「いつか、未来で」
だからこその「また会おうぜ!」であり「いつか、未来で」なんだよね。
- これにて「仮面ライダー電王」終着です
もっと詰め込みまくりなラストになるかな?とも思いましたが、凄く綺麗にまとまった素晴らしい最終回でした。
一年間ここまで面白い作品を作り続けてくれたキャスト、スタッフの皆さんには本当に感謝です。楽しい時間をありがとうございました!
次週からはいよいよ「仮面ライダーキバ」が始まります。こっちは電王と打って変わってダークな雰囲気っぽいので、そういうの大好きな私は非常に楽しみにしてます。ただ・・・脚本が井上と聞いて、また一抹の不安がね・・・
何にせよ。第一話楽しみにしてますよ!