前回と今回の電王!

  • 第12話「暴走・妄想・カスミ草」第13話「走れタロス!」

12話の感想を書くことをすっかり忘れてしまっていたので、13話と合わせて1エピソード分として書かせていただきます。


今回のエピソードは親子愛がテーマでしたな。展開的にはまたしてもベッタベタな感じでしたが、それでもするりと見れてしまうのが電王の凄いところだと思いますね。てかこのベッタベタ展開こそが電王の本質なのかも。時代劇のお約束的展開みたいに。

メインイマジンはキンタロス。「泣く」って言葉に物凄い反応する様は面白かったんですが、あの猪突猛進ぶりにはビックリ。モモを吹っ飛ばして無理やり良太郎くんの中に入ったり、暴れるイマジン無視して突っ走ったりと大暴れでしたな。こんだけ暴れられると他の二人の存在が霞む霞む。
しかも第13話では珍しくウラがヤル気を出したってのに一蹴・・・もうちょいあの二人にも活躍どころを上げてください。頼むから・・・

でも、この大暴れのせいでオーナーにデンライナー乗車拒否を言い渡され、時間の狭間へ追い出されそうになるキンタロス。ここではさすがにモモとウラも複雑な顔してましたね(表情変わらないけど、動きでしっかり感情を表現するスーツアクターの方々には相変わらず脱帽)
それに、ここではハナちゃんも悲しそうな顔してましたね。やはりキンタロス登場のエピソードのお陰で、イマジンに対する見方も変わってきたのかもしれませんね。容赦の無さは相変わらずでしたが・・・

そういやこの乗車拒否云々のくだり、良太郎くんとキンタロスが過去を変えたことでキンタロスの起こした騒動自体も消えてしまったということで、お咎めは無しになってましたが、これ、劇中でも良太郎くんとハナちゃんが怪しがってましたが、よくよく考えると本当におかしい。過去が変わって騒動自体が無くなったということは、良太郎がこの事件に関わるきっかけも無くなるわけで、時間の流れ的におかしなことになっちゃうわけですよね。

オーナーはその辺も踏まえてそれをやってはいけないと言ったのでしょうが、これはやはり「どの時間の干渉も受けない」という性質を持つ特異点である良太郎くんだからこそ出来てしまったことなんでしょう。ただ、それって色々と大変なことになりそうな気がします。特異点である良太郎くんなら時間の中を好き勝手に移動しながら、自分は全く影響を受けずに干渉しまくれるってことですよね?その理論が正しいなら、それこそ過去に飛んで自分の親を殺しても、良太郎くんの存在は残り続けるってことでしょう?それはあまりにも不自然。

こう考えると、良太郎くんをデンライナーに置いてる理由って監視の為なんじゃないかとも思えてきますね。オーナーの真意が分かるのは何時の日か・・・


話変わって。この話で登場したアイビーイマジンですが、モチーフは「ジャックと豆の木」の豆の木らしいです。前回のライノイマジンは童話モチーフとか適当だったのに、今回はしっかりとネタがあるんだね・・・
このアイビーイマジン、今回のゲストキャラであるモデルのカスミちゃんの親父さんの願いを叶えるために行動していたわけですが、その方法もなんだかパッとしなかった印象が強いですね。まぁ仕事の妨害をするだけって言っても、他にももっとやりようがあるだろうに。

車のボンネットの上でのアクションは相変わらず凄いと思いました。さすが一流のスーツアクターさんたちですな。それ以上に凄いと思ったのが、過去に飛んだ後のアイビーイマジンの行動。手からビームってw

  • さーて、来週もクライマックスだぜぇ!

次回は第13話「いい?答えは聞いてない」質問しといて何その言い草?って感じのサブタイトルですね。

まぁそれは置いといて。次回は電王四番目の姿「ガンフォーム」が登場しますね。またあの二人の影が・・・
個人的にはもうちょっと遅い登場だと思ってたんで、ここでの登場はかなり意外。なんかブレイクダンス踊りながら戦うらしいですよ。それってカッコいいんだかカッコ悪いんだか。

ガンフォーム時の声=リュウタロスの声は鈴村健一さん。主役寝取られ主人公として有名なシン・アスカとかの声をやってる有名な声優さんですな(代表キャラのチョイスが酷い)