授業でアニメ・CM制作、経産省がプロジェクト

経済産業省は3日、小、中、高校の授業で、アニメーションやコマーシャルの制作などを通じ、企業などで働く意識や関心を持ってもらう「キャリア教育プロジェクト」を始めると発表した。地元企業や非営利組織(NPO)などが実施し、経産省が経費の一部を負担する。初年度の2005年度は全国25か所で実施する。総合学習の時間などを使い、19都道府県の計約200校、約3万人の児童・生徒が参加する計画だ。
主な計画では、東京都三鷹市NPOが、市内の小中学生に「スタジオジブリ」などの協力でアニメ産業について学んでもらい、実際にアニメ作品を制作し、市主催イベントで上映する。市立のアニメーション美術館があるなど、アニメ文化・産業が集積している「地の利」を生かす。

これはなかなか画期的な試みではないですか!授業でアニメ製作、しかもスタジオジブリが協力なんて羨まし・・・って違う違う!そういうことじゃなくて!
日本社会って自国のアニメがいかに素晴らしいかをまったく理解してないからね。それどころか忌み嫌ってる人も大勢いる。今じゃ製作する側は人手不足、なのに相対的にアニメ番組の数は増えていくから製作が間に合わず、遂には海外(主に中国や韓国)に製作を発注し、大事なノウハウがガンガン外に吸い出されていってるような有様です。
だから、こういう試みでアニメ製作に興味を持ってくれる子供たちが増えることは非常に意義有ることだと思います。日本人は「アニメ」にもっと誇りを持ってもいいんじゃない?それだけのものが日本のアニメにはあるんだからさ。