少年の不良行為「見て見ぬふり」54%…内閣府調査

不良行為をしている少年を見かけても「見て見ぬふり」をする人が半数以上にのぼることが、内閣府が19日発表した「少年非行等に関する世論調査」の結果でわかった。凶悪な少年事件が増える中、周囲の大人も身の安全を優先せざるを得なくなっている現状が浮かび上がった。

調査は今年1月、全国の成人3000人を対象に実施した。回答率は68・2%。
不良行為をしている少年への対応については、「注意する」は11・5%。2001年の前回調査と比べて4・8ポイント減少した。これに対し、「見て見ぬふりをする」は4・2ポイント増の54・0%。「注意するほどの問題でないので放っておく」は4・7ポイント減の11・0%だった。
年齢別に見ると、20歳代は「放っておく」が28・6%と目立ち、30歳代、40歳代、50歳代は「見て見ぬふり」が6割近くに達した。60歳代と70歳以上では「注意する」がともに17%以上だった。「見て見ぬふりをする」と答えた人に理由を聞くと、「暴力を振るわれるおそれがあるから」が78・8%に達し、「聞き入れないと思う」が14・3%だった。

注意する大人がいなけりゃ不良行為なんてなくならねぇだろ!!・・・と一概には言えないご時世なのは認めます。正しいことを言った方が命を落とす、そんな世の中ですからね。でもこんな世の中にしたのも大人だよね?そんなことを微塵にも考えず子供たちから目を逸らす大人。本当に要らないんじゃないの?こんな奴ら?