「ハウル」全米でも豪華吹き替え陣

大ヒット映画「ハウルの動く城」が6月に全米で公開されることが16日、明らかになった。6月10日(現地時間)にロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコの3都市で先行公開、翌週の17日から全米60都市で公開されるもの。また英語版の吹き替えにはハウル役に「バットマン ビギンズ」で主演するクリスチャン・ベールら豪華キャストも決定。配給はウォルト・ディズニージブリ作品が米国で公開されるのは「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」に続き3作目。「千と千尋―」が2003年の「第75回アカデミー賞」で長編アニメ賞を受賞しているだけに米国でも“ジブリブランド”はすでに確立、「もののけ姫」が237万5000ドル(約2億4700万円)、「千と千尋―」が1005万6000ドル(約10億4582万円)と興行収入も伸びており、「ハウル―」への期待も高まっている。
日本で木村拓哉が担当したハウルを英語版で演じるのは6月18日公開の「バットマン ビギンズ」のクリスチャン・ベール倍賞千恵子が演じたソフィーは90歳と18歳の2役に。18歳は未定だが90歳のソフィーは「大いなる西部」(58年)などに出演したジーン・シモンズが演じる。また、美輪明宏が熱演した荒地の魔女は「三つ数えろ」(46年)などで知られる大女優ローレン・バコールが演じるなど声優でも注目を集めそうだ。

今回も全米公開するんですね。さすが宮崎アニメと言ったところでしょうか。それにしても声優陣がスゴイね。クリスチャン・ベールジーン・シモンズですか!むう、それだけ期待が大きいということなんでしょうね。ハリウッド版はソフィーは18歳と90歳で役者を分かるようですが、私もその方が良いような気がします。確かに倍賞千恵子さんは素晴らしい声の演技を聞かせてくれました。でもやっぱり18歳の声には違和感があったと思うんです。今更ですが、日本版でも18歳のソフィーは若い役者さんを使ったほうが良かったんじゃないのかなぁ、と思ってしまうんです。