「死んだ人、生き返る」小中学生の15%…長崎県調査

長崎県佐世保市の小6女児殺害事件を受け、県教委が県内の小中学生約3600人を対象に「生と死」について尋ねた意識調査で、15・4%が「死んだ人が生き返る」と回答した。テレビや映画の影響をうかがわせる答えもあり、県教委は「子供たちは生死に直接、接する機会が減り、様々な情報の影響を受けている」と分析している。
「生き返る」と思う理由では、「テレビや映画などで見たことがあるから」が29・2%、「ゲームでリセットできるから」が7・2%だった。自由記述では「人は死んでも心の中で生きている」「医学や科学が進歩すれば、生き返ることも可能」の意見もあった。

これはちょっとビックリですね・・・今の子供はそこまで生死に無頓着なんでしょうか?信じられない・・・
こういう記事が出るとまたゲームや漫画やアニメが叩かれることになりそうですが、私はそれは違うと思います。確かにゲームやアニメでは簡単に人が生き返ります。そしてゲームに触れることの多い現代の子供が、現実でもゲームのように死人が生き返ると思い込んでしまうこともあるでしょう。
でも、ゲームやアニメと現実はまったく違います。そしてその違いを教え、現実の世界に留めておくのは大人の役割であり義務です。現に私は幼いころからゲームやアニメに触れてきましたが、小学生の頃でも死者が生き返るなんて考えたこともありませんよ。
今はその教育を怠っている大人が多すぎる。だから記事のような馬鹿げた考えを持つ子供が増えるんです。自分たちでゲームを買い与え、そして何も教えずにほったらかしていた結果がこれです。それを忘れ、自分たちの怠惰を棚に上げてゲームやアニメを「危険でどうしようもない、あってはならないもの」と決めつけ、排除しようとする大人はもうどうしようもないです。さっさと消えてくれって感じです。