50年前のウイルスを誤送 致死インフルエンザ

1957年から58年にかけて大流行し、世界で最大400万人が死亡したとされるインフルエンザウイルスのサンプルが、保存していた米国の実験施設から誤って全米と世界17カ国の計6500カ所以上の研究施設などに送られていたことが分かった。13日付の米紙ワシントン・ポストなどが報じた。世界保健機関(WHO)は、研究員らの感染の報告はなく、一般の人が感染する危険性は低いとしている。
日本の厚生労働省によると、サンプルは日本の9カ所の研究施設にも送られており、同省は13日朝、各施設に廃棄を要請。「サンプルは厳重に管理されており、健康被害のリスクは低い」と説明している。
このウイルスは「H2N2」型で「アジア風邪」の原因となった。68年以降は人での流行がなく、同年より後に生まれた人には抗体がないため、再流行した場合、多数の死者が出る恐れがある。

何やってんだよぉ!!ってアメリカに怒鳴り込みたくなるようなニュースです。もしもこのウィルスが漏れ出したりしていたら、それこそ現実の「バイオハザード」になっちゃうよ!こういうことは本当に勘弁してほしいです。一握りの人間のミスでとてつもない数の死人が出るなんてことは絶対に起こってほしくない。過去にそういう事態が何度かあっただけに尚更です。