2004-12-02 ■ 詩 指先から落ちる赤い水滴を見ながら 今までのことを考えた くだらない 本当にくだらない毎日 そんな毎日からの脱出 それだけを思って 僕はナイフを握った 手のひらを染める血は生暖かくて 自分が生きてきたことを自覚させた これで良かったのかな? これ以外無かったのかな? そんなこともどうでもいい 目に映るものが霞んでいく ああ 僕は死ぬんだな